コスパとミニマリズムとバカリスト - 意識高い系バカが意識高い人になる為のブログ

　こんにちは。意識高い系バカです。

　本日は最近ちょっと流行っているミニマリズムとコストパフォーマンスの概念の関連性について話していきます。

　突然ですが、俺はAppleが好きです。スマホはiPhone、AppleWatchをつけてiPadでノートを取ります。世間的には信者といわれてもおかしくないでしょう。iPhone以外を「Appleだから」だけで購入したことがないです。それはコスパを考えているからです。

　例えばiPadは無印の容量がでかいほうです。Proなどのペンが張り付くものではなく、ペンも安いやつです。俺の使用用途にはこれで十分すぎるくらいでした。ノートが取れてスマホに簡単にデータ送信ができて、重くない。これだけそろっていれば十分です。あと映画が見たかったので容量は大きくしてあります。

　「何に使うのか」を明確にし、「それに見合った金額なのか」を考えて初めて「コストパフォーマンス」の良しあしを考えられるのです。

　以前ネットで次のような意見を見かけました。

「iPhoneはめちゃくちゃいいカメラがあるからコスパがいい」

「無印iPadはホームボタンがあるから安くてもコスパが悪く需要がない」

そんな一文でコスパを語ることができるわけないじゃないですか。

「iPhoneはめちゃくちゃいいカメラがあるから（動画撮影に使用でき、専用カメラを持ち歩いてメンテをやってくことと比較して、自分はよく動画を取るから）コスパがいい」

とか

「無印iPadはホームボタンがあるから（デザインが到底受け入れられず、ペンの装着もできないから不便すぎて）安くてもコスパが悪く需要がない」

とか、

　コスパを考えるときは自分の状況をよく考えて他人の言うことを鵜吞みにしないことが大切です。

　そもそも、インフルエンサーの方々が商品紹介をしてURLを貼っているときはそこから買うと利益が入るようになっています。なので買わせるなら高いもののほうが利益になります。お店でもそうです。家電を買う時に、なるべく高いものを買う方がお店の利益につながります。

　高いものにはそれなりの機能がついています。その機能はある人から見れば最高でも、別の人から見たらそうでもないかもしれません。

　俺にはパソコンを買うならそのメーカーの中で一番高い機種を買うという知り合いがいます。「そのスペックで何をするの？」といったら

「やることはただのレポートだけど高いのを持ってれば気分いいじゃん？」

といわれめちゃくちゃ驚きました。

　なるほど、彼は高いものを買うということに絶大な価値を見出しているのだと。そう考えればある意味コスパが悪くないのかな。たしかに機能面で見たら無駄に高いものを買うことを誇示することは人類の発展と深いつながりがあります。（意味が分からない方は宮廷の発展とぜいたく品について調べてみてください）

　なので、感覚に従うことは悪くありません。先ほども述べたように使用用途のみを解決させるためだけの消費では何か足りない感覚がするのは俺もよくわかります。

　デザインもある種の機能です。だからお気に入りの服を着て、おしゃれをします。全身安い最低限で揃えろみたいなそんなことを言いたいわけじゃないです。

　最低限だけでも生活はできますが、やはりどこかで贅沢をしてガス抜きをしないと何となくきついです。ミニマリストやシンプリスト（？）の方々の必要ものだけで生きていく方針は俺には合いません。

　かと言って、すべての消費を直感や欲望にだけ従うとある面でコスパが悪いことに気づかずに、浪費癖を浪費癖と理解できないまま無駄なものを買っていくでしょう。必要なものを買っているだけなのに…。みたいなことになります。

　ミニマリズムは人間の持つ尊厳のうち何かがなくなるのではないかということさえ考えますが、ミニマリズムから吸収できる考えもあります。

それは「必要」を考えることです。

必要を考えればおのずと買いたいもののコスパを判断することにつながります。

　俺が考える”必要”は最低限ではないです。ちょっと余裕を持ってください。この余裕は心の余裕につながります。

　必要を考えて、ここだというところで贅沢をする。この考えのもと生活する人のことを俺の名前からとって「バカリスト」とします。最初はバカリズムも定義したかったのですが、有名人の芸名なのでバカリストのみの定義となります。

　意識高い系インフルエンサーのミニマリズムなのか何なのかよくわからないような主義に引っ張られず、本当のミニマリズムを吸収しつつも人間らしい贅沢をするバカリストになりましょう！ちなみに俺はバカリストです。